SSブログ

知らなきゃソンする 世界のサッカー情報が満載!!_364-6) [知らなきゃソンする 世界の]

364-6)“偽りの笛”に騙されたラツィオ(ITALY)

[試合後にはラツィオの選手と関係者がベルゴンツィ主審に猛抗議。ウディネーゼのゴールは94分で、いずれにしても試合結果は同じだった可能性は高いが。]
 セリエAでまさかの珍事が起きたのは4月29日。12-13シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権(3位以内)を懸けて3位と4位が激突した注目カード、ウディネーゼ対ラツィオだ
 ラツィオがGKフェデリコ・マルケッティも攻め上がっての一か八かの攻撃に打って出たのは、0-1でリードされていた後半ロスタイム。しかしゴールを奪えず、ハーフウェーライン付近にボールをクリアされる。
 するとここで、ホイッスルの音が3回響き渡る。戻りながらボールを追い掛けていたラツィオのMFアルバロ・ゴンサレス、そして敵陣から自陣に必死に戻っていたマルケッティは、この瞬間に足を止める。時間が時間なだけに、試合終了だと思ったのだろう。
 しかし、ウディネーゼの選手はプレーを止めず、主審も「笛を吹いていない」というジェスチャーを見せる。ボールを拾ったロベルト・ペレイラは、無人のゴールに流し込んで駄目押しの追加点をゲット。そのまま試合終了となった。
 ホイッスルを吹いたのは、実はスタンドに居た観客。これにまんまと騙されたラツィオの選手達は審判団に猛抗議し、両軍入り乱れての大混乱となったが、やはり判定は覆らず。後日、審判に暴言を吐いたDFアンドレ・ジアスに3試合、主審を突き飛ばしたマルケッティに4試合の出場停止処分が下された
 ラツィオはイタリア・サッカー連盟に対して問題の失点に関する異議申し立てをしているが、スコアが修正される可能性は極めて低いと見られている




《ワールドサッカーダイジェスト:2012.6.7号_No.364_記事》
{{月2回刊:第1・第3木曜日発売_全国書店・コンビニ}}




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。