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352-4)ファーガソン監督が２５周年の節目（ENGLAND）

[25年で27個のタイトルを獲得したレジェンドを称えた「ファーガソン・スタンド」は北スタンド。オールド・トラフォードにお立ち寄りの際は要チェックだ。]
　マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、11月６日で就任２５周年の節目を迎え、前日５日のホームでのサンダーランド戦で記念セレモニーが執り行なわれた。
　1986年11月６日の監督就任から実に四半世紀。ファーガソン監督にまた新たな勲章が加わった。25周年を記念して、本拠地オールド・トラフォードの北スタンドが「サー・アレックス・ファーガソン・スタンド」と命名され、来夏に完成の予定で同スタンドの外に彫像が建てられることが併せて発表された。クラブの歴史上、個人名がスタンドに付けられたのは、ファーガソンが初めてという名誉だ。
「まるで夢のようだ。感謝にたえない。最高の選手達に恵まれ、私は幸運だった。健康が許す限り、続けたいと思っている。まさか、スタンドに自分の名前が付けられるなんてね。思いもよらなかった。とても光栄で、感動的だ」
　そう喜びを語ったファーガソンは、25年間でもっとも記憶に残る瞬間として、『カンプ・ノウの奇跡』を挙げた。ロスタイムの２ゴールで劇的に試合をひっくり返し、バイエルンを下してビッグイヤーを勝ち取った98ー99シーズンのチャンピオンズ・リーグ優勝は、「絶対に、絶対に忘れられない」試合だという。



《ワールドサッカーダイジェスト：2011.12.1号_No.352_記事》
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